13機兵防衛圏をプレイしてみた
怪獣から街を守れ!13機兵防衛圏
13機兵防衛圏というゲームをプレイしたのでざっくりと感想などを書いていきたいと思います。
まず感想としては、『ストーリーがすごい!』の一言です。
主人公13人それぞれにストーリーがあり、群像劇のように物語は展開していきます。
1人の主人公のストーリーだけでは、わからない部分があったりします。
13人の主人公のストーリーを追体験することで、少しづつ物語の全容が見えてきます。
13機兵防衛圏は、13人の学生が機兵に乗り、怪獣と戦い、街を防衛するというストーリーなのですが、13人の物語は、ほとんどが機兵に乗る前の話からスタートします。
ストーリの主な流れとしては、追想編→崩壊編といったながれとなっています。
崩壊編も追想編もある程度は、条件なく進めることができますが、崩壊編は当初なぜ機兵に主人公たちが乗っているのかとか、なぜ怪獣と戦っているのかが謎のまま戦います。
その謎を追いたくなるので、追想編をどんどん進めたくなりました。
そしてその追想編も、どの主人公もそうですが、最初の1話目から不穏、違和感が影を潜めています。
その先の展開が気になりすぎて物語を一気に進めたくなります。
戦時中を生きる主人公。
昭和を生きる主人公。
もっと未来を生きる主人公。
時を越えて様々な出来事が交差する。
友達とおなじ夢を見た。
自分と姿が同じ名前も一緒、名字だけが違う人物。
未来から来た犯罪者。
しゃべる猫。
テレビ越しに語りかけてくるアイドル。
学校や街中を徘徊する謎の黒服たち。
日常の風景に潜んでいる違和感が、怪獣と戦うこととどうつながってくるのかが非常に気になります。
また、イラストがとてもきれいで、街の環境音も上手く表現されています。会話も話している場所によって、聞こえ方に工夫がされいます。
その場所場所の空気感がすごい伝わってくる表現は、感動しました。
夏の風物詩と言えば、ホラーやミステリーものですね。
謎が謎を呼ぶ13機兵防衛圏。
夏にプレイするのをお勧めします。
それでは、今日はこのへんで!
さいごまで読んでいただきありがとうございました。